ヒエロニムス・ボスが描いた三連祭壇画「快楽の園」についてのドキュメンタリー。
左右の扉を開くと三枚の絵が現れるわけだけど、これが凄い。
特に中央の絵にはひたすら裸の男女や果物、動物、鳥、よくわからない未来的な建物…
それを見て、アーティスト、音楽家、歌手、指揮者、歴史学者、作家、脚本家、等々の人々が自分が感じたことを語ってる映画かな？
もちろん作者のヒエロニムス・ボスやこの絵の所有者（有名なのはスペインのフェリペ2世）の解説なんかも入るけど、あとはひたすら細かく描き込まれた絵についての解釈が語られるんだけど、これが人によって見事に違う（笑）
そりゃそうなんだけど、ここまで色々語られる絵も珍しいんじゃないかな😅
ずーっと絵の様々な部分をクローズアップして見せてくれるんだけど、見てるとだんだん全体像がすごく見たくなる。
で、最後にやっと全体像が映されるけど、最後に見るからなのか圧巻だった…
ここだけもっと大画面で見たかったな…
実物を見に行きたい👍
