ひろゆき

デイアンドナイトのひろゆきのレビュー・感想・評価

デイアンドナイト(2019年製作の映画)
3.7
銀幕短評(#588)

「デイ アンド ナイト」
2019年、日本。2時間14分。

総合評価 73点。

阿部進之助さんと清原果耶さんの演技、これはすてきです。さらに ほかのひとの芝居も 押しなべて とてもいい。好感がもてる。

信頼し合えるひとがいること。これはすばらしいことですね。無条件に相手を信じる、それは稀有(けう)ともいえる。人生で望んでも なかなかできないことです。

このチームは きれいな画(え)を撮りますね。カメラがとてもいい。だけれど、海岸沿いの一列にならんだあの巨大な風力発電機群のショットの多用、多用、また多用。あれは みぐるしくてウンザリするなあ。まあ監督は なにかよほど思い入れがあるのでしょうが、五月蠅(うるさ)いだけで 意味がない。でも音楽は総じてうまいですよ。

脚本は全般に平板で、目あたらしいところはすくないのですが、夜の溶き卵のシーン、あの流れはとてもきれいで 好きです。透明感がある。ふたりの たましいを感じる。

ひとを憎むことには目をつむりましょう。貶(おとし)めることも仕方がないとしましょう。しかし、犯罪に手をそめること、これは許せない。それを抑止し断ずるための最低のルールとして、刑法をはじめとして国(つまりわたしたち自身)の定めた法律がある。じぶんで決めた約束を反故(ほご)にすることは無責任だ。その最たるものが ヤクザの所業(麻薬、恐喝、暴力、殺人など)です。かれらの生業は 早いタイミングで世から抹消すべきです。

以上、まあいいたいことを並べただけで、それこそ平板で みるところのない感想文になりましたが、ちょっと このところ仕事が忙しいので これでアップします。いまは朝の5時半です。きょう月曜日も みなさんが 平和で楽しい一日になると、今週がいい週になると、いいなあ。いいなあ。
ひろゆき

ひろゆき