清々しいアクション。
ミリタリーアクションという言葉に偽りなく、格闘技だけでなく多彩な展開を見せてくれる。
その上でコメディっぽくも作ってあって楽しみを生んでくれている。
この真面目とギャグの比率は中国らしくて良い。
NG集も嬉しい。
ただ突然の挿入歌にはさすがに吹き出してしまった。
今作含め、中国の映画ってファンタジーなんか顕著だけど、どれも作りが壮大すぎる。
今作も主人公の男の話を見るとありがちな枠組みの展開をしている気もするけど、冒頭とラストでこれは中国であるお前たち、俺たちの映画だってでかでかと念を押してくる。
どこの国のでもこの手のものには何となく影響されそうな自分がいる。
昔に生まれてたらそのつもりで作られた映画にころっと持っていかれてたんだろうなあ。
でもこれ2だったのね。
3もあるような雰囲気だったし、それが観られるようなら1も探してこないといけないなあ。