ミキール・ハースマンの顔が好きなんです。こればかりはどうしようもない。初めて見たのは「アデライン」。あの時は誰だか知らなかったけど「イっケメンやな!」と即座に突っ込んだほど。もちろんGame of Thronesの2代目ダーリオ・ナハーリス役では、初代エド・スクラインのことなど忘れてしまうほどゾッコン(古!)に惚れ込みました。
背も高くて、髭似合って、優しそうだが逞しそうで、そんなミキール・ハースマンがアメリカからオスマントルコへやってきた女性と恋に落ちる物語ときたら見るしかない!
信仰が違うが故に隠れて会うことしかできない、というベタな設定。いいよ、ミキールなら絵になる。普通にきゅんときましたよ。いつお互い恋に落ちたか、全く分からんかったけどね。あと、草原を2人で馬走らせて密会場所まで行くんだが、隠れて会うには余りにも目立ちすぎね。
実際の記録映像を挟みながら、いかにして第一次世界大戦に突入したか、とか、トルコが置かれた状況とかが語られていくんだけど、いかんせん、物語パートのサクサク感とのバランスが悪く、ついでに言うとジョシュ・ハートネットと、更に大御所のベン・キングズレーの存在もバランスが悪い。
でもまぁ、見方によっては、背景がぼやけたおかげて中尉とリリーの恋愛が引き立ったと言えるかも。
とにかくミキール・ハースマン好きにだけは必見の映画です。