チェーンソーの怪人と日本刀を持つ女子高生の戦い。
そこになぜか巻き込まれたやる気ゼロの高校生山本。
ライトノベルの映画化だけあって非現実な設定だが、案外すんなりその世界に入っていけた。
かといって激しいアクションなど期待してはいけない。
中途半端なCGはいつもの邦画で、目を見張る殺陣などないに等しい。
これはそこに巻き込まれた山本のなぜ目標が見つからなくなったのか。
そして少しでも前に進むにはどうしたらいいかを描いている。
がむしゃらに見せたのが絵理を助けようとする行動。
関めぐみの日本刀を持った立ち振る舞いは堂々としてたが、それ以外に印象に残るシーンがないのがこの映画の弱み。