台湾巨匠傑作選2023
公開当時に見逃していた作品。
日本統治時代の台湾から西表島へ移住し、炭鉱で働いた人々がいた。その内の1人で未だに西表島に残り生活を続ける女性を映す。
90歳と高齢であり…
#なら国際映画祭 にて鑑賞。10代の方々が宣伝しなければならないプログラムということでなかなかハードルが高い作品で大変だっただろうなと思う。ここからいつの間にか出られなくなる、という地方特有の感覚は…
>>続きを読む古井フラさんの詩集のあとがきに書かれた言葉を反芻する。「祈りとは、無力感の美しい比喩なのではないか。願う、というような意志のあるものではなく、待機である。ゼロにしてただ待つ、ということ。何ももたず、…
>>続きを読む戦前からの炭坑、台湾から招聘されて残った家族。
そして、今はひとり。
西表島の深い緑が闇に染まったように見える、行き場のない、そして寄り添い合えない魂。
国、言葉、歴史、民族、気持ち。
色々な…
劣悪な環境で働いていた坑夫達がモルヒネ依存により逃亡出来ない状態にされていた話が衝撃的
多くの母国・台湾の人々に死に至る仕事を提供してきた父
その父の娘なので、母国には帰れないし、日本人にも嫌われる…
かつて炭坑が存在した西表島の山奥。そこで暮らす台湾出身の老婆のドキュメント。
緑いっぱいの静かな光景がとても綺麗で、ゆっくり進むおばあのリアルな日常がほのぼのしてはいるものの、世の中から忘れ去られ…
知られざる西表炭鉱。坑夫は台湾など島外から集められたが、借金や麻薬漬けになり島に釘付けにされ、多くがマラリアに倒れた。二度と出られない「死人の島」と呼ばれた西表島で、炭鉱閉山後も島に残った台湾からの…
>>続きを読むAn artistic record of a woman who spent her life right on the boundaries between TW&JP, geographica…
>>続きを読む台湾語を話す老婆が、いまも西表島で暮らしているという事実がある種「扇情的」で、見に行った。
結果、炭鉱の歴史も彼女のヒストリーも、いずれの描き方も中途半端な仕上がり。
製作側の本意ではないかも知れな…
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