緑の牢獄に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『緑の牢獄』に投稿された感想・評価

20世紀前半、西表島の炭鉱に台湾・朝鮮からの坑夫がいた。この作品は家族で移住した台湾人女性の証言から作り上げた映像である。日本統治期の台湾と沖縄、そして日本との記憶の貴重な掘り起こし。ひとりの台湾人…

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対という意味で『海の彼方』と併せて鑑賞したい二人の魂の彷徨。ぶつくさ言いながらも何だかんだどこかで共鳴し合ってるんじゃないのと推察させる帰るべき故郷を失った両者の絶妙な距離感、もうこの被写体との邂逅…

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pherim

pherimの感想・評価

4.0

西表島の炭鉱と八重山の台湾移民。
観光マップに載らない片隅の集落と、島奥の廃坑が響かせるもの。
10歳で父に連れられてきた老婆の語る90年の、どっしりとした重量感。台湾語や八重山方言の入り混じる言葉…

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未

未の感想・評価

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森の中は人が立ち行ってはならないくらいに、死者の想いが彷徨っている感じして、それが映像や音から伝わってきて、息が苦しかった。
土偶

土偶の感想・評価

3.5
記憶を記録する役割。
映しだされる橋間おばあのピアスと翡翠の腕輪が、歴史に埋没しまいがちの女性たちが持つ台湾との繋がり。
So

Soの感想・評価

3.9

歴史を描くことと、記憶を追いかけることは似ているようで異なる。
本作はどちらかと言えば後者に重点が置かれている(前者は同時に出版される書籍にて詳細が描かれるとのこと)

八重山の台湾移民と西表炭鉱と…

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