ローマ教皇の来訪を控えたマドリードで起こる暴力的で残虐な老女強姦殺人事件。
事件そのものを起きてはならぬ背徳的なことと断じ極秘に捜査を進める警察を嘲笑うかのように、1人また1人と犠牲者は増えていく…
『マーシュランド』のようなドロドロ高湿度のスペイン産ミステリー映画。
捜査官や犯人のキャラクターとか、面白い点はあるものの、本線とはあまり関係ない刑事のプライベートと本線の事件捜査を右往左往するような展開で、ちょっとついていくのが大変だった。
後から考えると、そのシーンいる？と思ったり、何の意味があるのかわからないシーンが多く、もう少しうまく纏められたのでは…という印象。
