モーグルでオリンピックを目指していた主人公が、予期しない事故で引退し、第二の人生として自然と選んだのが合法カジノ。
マネーゲームの渦中に巻き込まれた主人公への訴訟を背景に、過去を辿る形で半生を綴っていく。
人生とはままならぬもので、ちょっとした何か(バタフライエフェクト的なもの)で、好転も暗転もする。
どんなに注意を払ってても、自分の意識外で起こる何かは逃れようがない。
青天の霹靂に負けず、前向いて生きる。
それがチャンスと見るならば、諦めはしない。
主人公の生き様と意志の強さが、弁護士をまた裁判官の気持ちを、そして父親の気持ちを動かしていく。
終わってみれば壮大なサクセスストーリーではあるけど、いかんせん合法カジノに興味はないし、スポーツ選手の挫折から一気に変わりすぎじゃない?という彼女の人生自体の体験にあんまり興味は持てず、つまらなくはないけど、そういうこととあるのねーくらいの印象で終わりました。
これも実話か。。
すごい人生。