あけぼん

殺人者の記憶法のあけぼんのレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
3.7
メメント的な、、、
外側の敵と内なる記憶との戦い。

自らが悪と認めた者を裁く主人公。しかしある時を境に記憶を一時的に失ってしまう。正気な時と記憶を一時的に失う期間。自分が何故ここにいるのか目の前の話している人間は誰なのか。何も信じられない記憶と唯一記録しているレコーダーと日記。偶然出会ってしまった連続殺人犯。彼は連続殺人犯を裁くことが出来るのか。
殺人にフィロソフィーがあるかないかの違い。シリアルキラー同士が互いに邪魔だから殺しあう。記憶が失われる時は突然くるので大事な場面でどうも初めまして状態。失った記憶が蘇ることで本当にあった過去の出来事が明らかになって行くのは面白い。
個人的に最後の締めがやや蛇足な感じする。実は〜でしたって必要なのか。まぁこの映画が絶対受けると確信してそんな幕引きにしたんだろうけど。
あけぼん

あけぼん