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殺人者の記憶法のPoMooNのレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
3.1
アルツハイマー役のソル・ギョングの演技が素晴らしい。犯罪物なので、「ファザー」のホプキンスとはまた一味違うが、患者側からの記憶だから、記憶が行ったり来たりする様子に視聴者は混乱し不安定状態😵‍💫にさせられるのは似ている。キム・ナムギルは怪しげ風な顔してるので苦手なのだが、今回役にマッチしていた。

獣医ビョンス(ソル・ギョング) 
はアルツハイマーを患い、記憶が混乱していく。更に妄想も絡むのでどれが現実?何処が妄想なのか視聴者は探りながら進むので話に集中させられる。本当に殺人者なのか?妄想ではないのか?さらに偶然追突事故で出会ったテジュ(キム・ナムギル)を殺人犯として追い詰めながら、それは妄想?それとも?そして肝心な処で記憶が抜ける。娘と親しくなるテジュを追いかけるソル・ギョングの半顔にチック症状の演技が凄い。

アルツハイマーで運転していいの?若いテジュvsビョンスの戦いにおじいさんに近く見えるビョンス強く無い?応援呼んでるのに警官来るの遅っそい!と突っ込み処はあるが,娘が気の毒過ぎた。

見終われば、ストーリー的にはそうでも無いのだが、ソル・ギョングだから見た、ってのもある
No.1216
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