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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」
原題「Bad Genius」
2018/09/22 公開 タイ作品 2019-041

「カンニング」というテーマから想像つかないハラハラどきどきのクライムスリラーでしたね!!
これは面白い!!
複雑に結びつけプロット、素早くスリリングなペースと編集、そして力強い演技によって、本作はテストシーンをエキサイティングやスリラーに仕上げています。
とにかく映画のコンセプトとデザインが素晴らしい。世俗的なテーマ「カンニング)が興奮する犯罪スリラーに変わったということですね。
そんな絶え間なくハラハラドキドキする面白いスリラーとして高得点です。
そしうっすらとした批評をタイ社会の不平等さと教育システムの問題に与えているんですね。
演技もチュティモンとタネートはリンと父親の演技が素晴らしいですね。
タイ映画もなかなかですね!!

中国で実際に起こったカンニング事件をモチーフに製作されたタイ映画で、同国で大ヒットを記録したクライムエンタテインメント。天才少女を中心とした高校生チームが世界規模のプロジェクトに挑む姿を描いた。ナタウット・プーンピリヤ監督。主演のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンはこれが彼女のデビュー作で、時に国際レベルでのカンニングを行う優秀な生徒リンの役を務めた。映画は2017年5月3日に公開され、批評家に絶賛され、タイの興行成績ランキングで2週連続1位を獲得し、1億バーツ以上の興行収入を得た。これは2017年のタイ映画ランキング1位である。また映画は第16回ニューヨーク・アジアン映画祭のオープニング作品に選出され、映画はBest Feature awardに、主演女優のチュティモンはRising Star Asiaに選ばれた。
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