奨学金をもらう秀才少女✕カンニングを描くスクールサスペンスドラマ
なんでしょうこのセンスの高さ
スラムドッグミリオネアを初めて観た時の
この感覚
予想を裏切りながら迫るアングルは心をグワッとつかみ
思いきり良すぎるカットが途切れない緊迫を
惹きつけ続ける構成、ストーリー、
画と絡みつくようで邪魔をしない音楽
もうフォーカスから照明からフレームまで
確実に「画」のもつチカラを知りつくした
パワーが、観客の興味を離しません
センスがありすぎる
もう少し削りこんだらコレ、傑作ですよ
ダニーボイルと同じく
この監督が撮るものは確実におもしろいでしょう
心に残ったセリフは
「私にとっての不正は何かを失うこと」