バッド・ジーニアス 危険な天才たちのSORAのネタバレレビュー・内容・結末

タイの映画すてきやないか。
ハラハラするシーンも多いけれど、それよりも人間模様と画が良かった。
映像でいうと、試験中にピアノへ向かっていく所などが印象的。素敵な作りだ。
主人公が少しずつ道を踏み外していく所や、結局は生まれによる特権を、覆すことができなかったという結末が好きです。一度踏み外すともとのレールに戻るのはものすごく難しいんだな。
バンクがとても不遇にみえるけれど、それもすべてが流れと環境によるものとして描かれてる。彼が実直な性格でなく、うまく受け流せる人だったら変わっていたのかな？あそこでカンニングのことを告発しなければ？等色々考えてしまう。