「純情二重奏」「そよかぜ」の佐々木康監督の明るく爽やかな音楽映画路線から万城目正とのムード歌謡へ移行し、本作では高峰三枝子の相手役が日本のシャルル・ボワイエ若原雅夫になったからか、陰鬱な雰囲気に感じ…
>>続きを読む高峰三枝子(花村恵美子)
若原雅夫(宮田浩三/作曲者/恵美子の音楽学校の先輩)
佐分利信(大井泰介/恵美子の許嫁)
高杉妙子(杉浦富子/浩三の婚約者)
坂本武(杉浦勇作 叔父)
高松栄子(杉浦おかね…
このレビューはネタバレを含みます
身分違いの恋の結末は別れのタンゴのようで...
お嬢様育ちの恵美子の思うがままに動いていた物語は、終盤、浩三に対する富子の想いや浩三の(恵美子の真の幸せを願う)気持ちによって変転。恵美子も浩三の幸…
無名の作曲家の盗用事件とか、今とは違う意味での格差社会とか、現代でも通用しそうなネタで展開される戦後すぐに製作されたメロドラマ。
タンゴの調べに乗って芸術家同士の悲恋が展開される感じ中々良かったで…
あらすじ
高峰三枝子は裕福なお嬢様暮らし、その上歌の才能もあって
お金には困ってないんだけど芸能事務所の熱心な勧誘に折れてデビュー、レコードはヒットし人気のスターになります
とろこがそのデビュー曲…
今まで見てきた戦前日本映画にキスシーンあったっけ?と初めて気づいた笑 戦後を感じさせる映画だ。佐分利信がいい役をしている。
作品は純粋なメロドラマ。
高峰三枝子は大女優としての貫禄がついたのか、化粧…