なお

羊飼いと屠殺者のなおのネタバレレビュー・内容・結末

羊飼いと屠殺者(2016年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ワタシ的にはとても見応えのある良い作品だったと思います。
ただ、かなりショッキングなシーンがあるのでご注意を⚠️

舞台は1987年の南アフリカ🇿🇦
嵐の晩、ある青年がミニバスに乗った黒人7人を射殺するとゆう事件が発生。

青年の名はレオン。

当時の南アフリカでは死刑が頻繁に行われていて。
7人を射殺したならば死刑は逃れられないはず。
だが、レオンの弁護士は死刑反対派で有名な弁護士だった。

レオンは20歳そこそこの刑務官。
17歳の時に兵役を逃れる為に刑務所に就職したとゆう。
だが、初日の彼の任務は死刑囚の付き添いから始まり、処刑に立ち会うことだった。
この刑務所では刑務官が死刑囚の身の回りの世話をし最後を見届ける事になっていた。

私たちが知ってる死刑って1人ずつの処刑だと思います。
ここでは一度に7人!
全員の首に縄をかけ一度に落とす💦
ガタン!と床板が外れ、バウンドするように落ちる死刑囚たち。
首の骨が折れ、床にはボタボタと体液が…

前年はこうやって164名が処刑された。
その全部に立ち会ったとゆうレオン。

彼はなぜ7人を射殺したのか。
弁護士は神経衰弱の線で弁護を進めるが、キッカケは以外な事だった!

私は死刑賛成派です。
目には目をの精神です。
これを見てグラつきました。
いや、しかし。
やはり目には目だ。
ただ、絞首刑は残酷過ぎる。
落とされても稀に生きている人がいて…
対処法はゾッとします。

書き忘れたのだけど、実話に基づくお話です。

実際、1987年プレトリアでは164名が絞首刑に処され、一度に7名が処刑されることもあった。
4200名が処刑されたあと、南アフリカは死刑執行の停止を宣言。
そして、ネルソン・マンデラが大統領に就任し、1995年6月6日に死刑制度は廃止された。

裁判での熱い最終弁論、そして驚きの判決。
大きなため息が出ました。

ところで、この弁護士を演じたスティーヴ・クーガンさん。
どこかで見た顔だと思ったら『ナイト・ミュージアム』シリーズのあの小さな兵士!
いやぁ、立派になったねぇ🤭


悪趣味なようだけど死刑タグ作りました。
(死刑マラソンじゃないよ)
内容はいたって真面目。
いつか私も死刑反対派になるかもしれません。
なお

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