このレビューはネタバレを含みます
※mixiから転載
少女達の嘘が村を崩壊させていくお話。
悪魔祓いの話で『エクソシスト』とかなら、
ホラーだと割り切って見れるんだけど、
これは違う意味で怖い。
さらには実話ってのが恐怖を増します。
恐怖と言うか、精神的にやられるというか。
過ちを裁くための裁判なハズなのに、
判事さえも、徹底的に自分を守る。
一つの小さな嘘が、村人全員を巻き込む大きな嘘となり、
誰も後には引けない。
自己とか理性を失う人間の脆さ、醜さ。
宗教って怖いな。
ぢゃなくて、女って怖いな。
女の怨みとか復讐とか、愛する人への独占欲の塊。
とにかく、ひたすらあと味の悪い映画です。
それだけウィノナ・ライダーがすごいってことで。
2010年08月02日 00:19