ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

伝説🎬

ストーリーはテニス史上に最高の名勝負と謳われている1980年ウィンブルドンの決勝を軸にボルグとマッケンロー、相反する二人の激闘を描いていました。作品は常に冷静さを失わないボルグと熱い野心が故に感情を表に出してしまうマッケンローの歴史的一線を描いていました。プレッシャー・勝ち続ける事への苦悩や孤独など世界のトップアスリートであるが故の悩みであり、私たち凡人には想像も理解も到底出来ません。勝ったら天国負けたら地獄の結末しかない中で精神的にも肉体的にも大きな負荷がかかり、命をかけて戦う彼らは凄いとしか言いようがありません。切磋琢磨し互いが成長し合えるライバルがいる事はとても幸せな事だと改めて思いました。