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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のtravisのレビュー・感想・評価

3.8
ウィンブルドンのテニス中継が観れるようになってからの、今でも語り継がれている名勝負があります。
1980年全英オープンの決勝。
ビヨン・ボルグ対ジョン・マッケンロー。
あまりにも有名なので詳しい説明は割愛しますが、これを超える試合にはまだ出会えていないよいうな気がします。
当時のボルグの人気は凄まじいものがありました。
悪童と呼ばれたマッケンローは、若干18才で予選からベスト4まで勝ち上がった天才。
確かにウィンブルドンではブーイングがありましたが、ファンもかなりいました。
暴言など確かにありましたが、自分を鼓舞する為のものだと誰もが理解していましたから。
ボルグの皇帝のようなテニス、数手先まで読めたというマッケンローの天才肌のテニス。
この試合は録画していた人からビデオで出回り、愛されてきましたが、DVDがリリースされてからは、また何度も観てきました。
その伝説の試合が映画になったというので、とても楽しみでした。
丁寧に作られていて嬉しいんですが、二人のはまり役ぶりがまた楽しいです。
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