はま

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のはまのレビュー・感想・評価

3.6
テニス、WOWOWで時々観てます。
日本人選手の応援…ではなくステファノス・チチパス🇬🇷の応援オンリーですが←

チチパスなんか関係ないやろ!って思われるかもしれんけど、本作が描いてる1980年ウィンブルドン選手権でのマッケンローは21歳で、若手で頭角を表して来ていた頃ということで、今20歳で世界ランク6位のチチパスに通ずるものがあるんですね…!

……チチパスはこんなに暴言を吐いたりする人じゃないですが……!🙄

そんなこんなで、この“ボルグvsマッケンロー”は単なる昔の試合、ではなく私の中のテニス感を投影しながら観ちゃったなぁ、という印象。
フェデラーvsチチパス、とかね。
今年のウィンブルドンは忘れたい。初戦敗ウッ

実際のお二方のことは(テニスはサッカーほど興味があるわけじゃないので)全然知らないんですけど、ボルグ役の俳優さんが本人にソックリで相当ビックリしました(笑)

当時の二人の立ち位置とかメディアでの取り扱われ方も、映画内で大体分かるようになってて、なおかつ二人の内面もきちんと描かれてるように思えたので映画として作りがしっかりしてるなあと思いました。

リアルタイムの二人を詳しく知ってる人がどう思うかはまた別の話になってくると思うけど、とりあえず映画としての楽しさは十分だと思います。

『氷と炎』という表現で邦題が付けられてはいるけど、実際のところは… というのは是非映画を観て感じていただければ。
あえてのこの邦題?なんて深読みしてしまったけど、語呂がいいからなのかもしれない…



アスリート同士にしか分からない何かは実在していると思う勢なので、試合中ってより試合後の人間に感動する割合が多かったりします。
今作も然り。
はま

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