“I’m not going to bury a marine.
I’m just going to bury my son.”
妻を亡くし、続けて1人息子を戦争で亡くした退役軍人が昔の仲間たちに息子の埋葬の手伝いをしてもらう話。なので当たり前に重い話です。
Steve Carell, Bryan Cranston, Laurence Fishburneの3人の演技が素晴らしかった。
映画を通してずっと3人が宝石みたいに輝いて見えて素敵だった。
舞台は確か2003年だったのでみんなでこれからも連絡が出来るように「携帯電話というもの」を買いに行って使ってみたり
おやじになってから旧友に再会する楽しさ、昔のバカ話に花が咲いて笑いが止まらないのもほっこりはするのだけど
背景にとてつもない悲しさがあるからもう笑うしかないのだなという哀しさも感じた。
オリジナルのポスターは白背景に3人の退役軍人がこちらをじっと見つめているというもの。
息子を戦地で亡くした父親は畳まれた星条旗をしっかり持ってただこちらを見つめている。
シンプルだけど見れば見るほど戦争の残忍さと誰のせいにも出来ない狂ったシステムに疑問を投げかけられているんだなと気付いてやるせない気持ちになる。
