Amber

ママと私のグローイング・プランのAmberのレビュー・感想・評価

3.5
17歳で娘を産んだグレース(エヴァメンデス)はウエイトレスとハウスキーパーの仕事を掛け持ちしながら、高校生の娘アンシアダッド(シエララミレス)を育てている。

とはいえ、産婦人科医の不倫相手との情事にかまけて、アンシアダッドに家事のほとんどを押し付けている。

学校の文学の授業で、成長の物語について学ぶうち、自分もその過程をいち早く経験すれば自由になれるのではと考えたアンシアダッドは親友と計画を立てるが…

グレースは、アンシアダッドから見るとうんざりするような母親なので、このアクションを取りたくなった気持ちはわかるような気がしました。
でも、結局狙っても自分が思うような成長は出来ず、自分の成長に必要なことは起きるべくして起きるし、どんな時でも親友を傷つけるようなことはしてはいけない、と彼女は学びます。
文学教師役のパトリシアアークエットが救いでした。

グレースの不倫相手の産婦人科医はしょうもない男でしたが、最後にようやくグレースが自分の力で人生を歩もうとする姿勢にホッとしました。

“Girls in progress”という原題は、本作をよく表していると思います。

エヴァメンデス目当てで観ましたが、本当にスタイルが良くて脚が綺麗。
Amber

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