1976年、アムステルダムの記者ハンス・クノープのもとに、一本のタレコミ電話が入る。。。
億万長者のアート・コレクター、ピーター・メンテンは第二次世界大戦中ナチの将校と結託して、多くのユダヤ人を虐殺した、というものだった。。。
ユダヤ人から取り上げた美術品を我が物にする…
はじめは、半信半疑のハンスだったが、当時の証人たちを探し出して取材を進めるにつれ確信を抱き、次第にメンテンを追い詰めていく。。。
ナチス親衛隊だけでなく、自分の欲の為に、大虐殺を行う人間がいたなんて…
あまりにも 残酷…
ユダヤ人だけじゃなく、1000人ほど無慈悲に殺害したらしい…
エンドロールでそんな事を言っていた…
一度無罪になったらしいが、ハンスはいろんな証拠を集め、ジャーナリストとして記事を書き、ペンの力で再度 裁判をするが…
なかなか 判決自体は、ハンスらが思う様な方向には進まない…
1975年のハンスらが追い詰めた時代と
それより30年ぐらい前に 虐殺していた時代の映像で出てくるが…
虐殺シーンは、やはり 辛い…酷い…
裁判の時に、虐殺現場を見ていた証人の話を聞いても、平然としているメンテンに人間らしさを感じない…
それにしても、判決の軽さに 驚くばかりだ…
地味だが…佳作だと思う。。。
WOWOWの録画を鑑賞🎬
日本語の題名が イマイチ過ぎる💦