女子高生が日食の日に降霊術(こっくりさん的な)をしたら不可解な出来事が続々と起こる、という話。
怖さ★★★☆☆(2.7)
以下ネタバレあり。
自分の青春を返上し、献身的に弟妹の世話をしていた主人公。
危害を加えてくる霊の正体だが、途中お父さんの霊がでてきたので、その仕業?と思っていたけど、そういうわけでもなさそうで。
悪い霊から弟たちを守っていたつもりだったのに、危害を加えていたのは取り憑かれている自分自身だったということが最後にわかる。
主人公が最後に亡くなったのは衝撃だった。主人公の境遇も相まって可哀想すぎた。なんの罪もないのに、降霊術をしたばかりに命を奪われて...
ホラーとしては霊体も黒い人間みたいな形のものしか出てこなかったので、あまり怖くはなかった。
ただ布団の裏の黒い染みといい、写真が燃える現象といい、亡くなった話といい、実話だということが最後にわかりゾッとした。
謎が多く残った映画だったが、超常現象とされた実話なら答えを求めたり辻褄合わせをするのは野暮だと思うのでここまで。