クーベルタンはな

蝶の眠りのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

蝶の眠り(2017年製作の映画)
3.4
思いの外、真剣になって観てしまった。

若い読者にも人気のある女流小説家松村涼子(中山美穂)、50代だが美しく離婚して独身。
満ち足りた生活をし作家としては成功している彼女だったが遺伝性のアルツハイマー病であることが判明する。
小説家以外の仕事をしようと大学で講師を務め始める。
ある日大学の近くの居酒屋で働いている韓国から来ていたチャネ(キム・ジェウク)と出会う。
その後、涼子の犬の世話や彼女の口述筆記のパソコン起こしなど涼子の作家活動を手伝う。
現実と妄想を行き来しながらも涼子のアルツハイマーは進行していくがチャネと惹かれあっていく。
病気の進行で迷惑をかけたくないし醜い姿を見せたくないと冷たく突き放す涼子。
チャネくん日本に帰って来てよかったです。
それにしてもトンボは帰って来たのかな?

キム・ジェウクくん背が凄く高くて中山美穂さんと歩いててもお似合いだった。日本語も上手でしたしね。