かなりグッとくるガーエーでした。ダルデンズばりのアンチポップな造りがかなり好みでした。
主人公・隆太郎は整備士として働くも、人生を諦めており、投げやりに生きる男です。思い詰めた表情で孤独に毎…
波は微塵も立っていないように見えて、隆太郎の内面では常に荒ぶる情が波を立てている。日常のあちこちに転がる、どうすることもできない、思うようにいかないことへの不可思議な苛立ち。歩くたびに、それが身体…
名カメラマン四宮秀俊がハンディで追いかけるのは無表情でスタスタと歩く主人公隆太郎(演じるのは二ノ宮監督)。カメラワークの素晴らしさも相まって彼の言動にぐいぐい引き込まれていく。登場人物たちのセリフも…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
魂の叫びと裏と表。
実の父に向けて発せられた言葉は、
私の当時と重なって泣きそうになった。
どうして歩く姿だけをじっと見ることすら放棄してしまうんだ?
歩く姿は、「その男〜」の頃のビートたけしその…
頭から主演の張り詰めた挙動に釘付けになる。いまにも何かしでかしそうな危うさ。
映画館からの帰り道にすれ違う人全員が登場人物に見えてしまうほど、人間描写もリアルだった。
タイトル通り、何かの中心と思し…
2019/01/11 アップリンク渋谷 Sc.1 見逃した映画特集2018
大傑作…
愚かで愛おしい主人公の人間関係を描いた映画、みんなの映画
おばさんとの関係ややり取りにもの凄い共感を得たのと、…
©Kurinke