13 2019/1/8 アップリンク渋谷
音楽もナレーションもなく、淡々と主人公を追う映像
生活は見えるけど心の中は見えない
無口だと聴き手役にされ、周りが多弁になるが寛容ではない
許容値を超えると…
去年から気になっていたので、このタイミングで鑑賞。
とにかく手持ちでカット割りがなく、ワンシーンワンカットを原則に撮られる。
カット頭とカット尻も2-3秒は長い。
正直序盤はストーリーが展開していか…
画面から伝わってくる異常にヒリヒリした空気
特に何も起きないのに、見てるとザワザワしてくる
実生活で誰しもが対峙する人間の嫌な面っていうのを生々しく見せられるから
見ててどんどん鬱屈した気分になる…
映画館で鑑賞
静寂の中に、力の種がある。そんな感じがしました。
作品といい、佇まいといい。
変わった作品だと思いました。
粘土のようなものも感じました。
形にすることなく捏ねて、切り捨てること…
映画全体の半分くらいの尺、歩いてるシーンなんじゃないかってくらい。歩く、歩く。
二ノ宮監督自身が演じる主人公の歩き方が特徴的なんだよな。小股で早足で。せかせかと歩いてるところをずーっと見てると徐々…
このレビューはネタバレを含みます
適当に働いて、夢を捨てたような捨ててないような、でも何もしない、小説を読むだけ。
生活に囚われて苦もなく喜もなくただ生を摩耗するというのを東京にいるとすごく感じる。働いて、疲れて、酒飲んでタバコすっ…
©Kurinke