このレビューはネタバレを含みます
JAIHOに加入したら絶対に観ようと思っていた作品です。
常時配信かと思っていたら、あと数日で終了と気が付き慌てて鑑賞👀💦
90年代の台湾🇹🇼
ある未亡人と2人の娘を主人公に繰り広げられるサスペンスドラマです。
表向きは骨董商を営む未亡人。
実は彼女は台湾政財界を裏で糸引くフィクサーでもあって…。
政府の都市計画プロジェクトを背景に、うごめく思惑と金とビジネス。
ある時、このプロジェクトに関わっていた友人一家が惨殺される事件が起こり、政界を揺るがすスキャンダルへと発展する…。
未亡人を演じたカラ・ワイさん!
めっちゃ美しい!
艶やかな笑顔の仮面を被り、優雅な所作の裏側で高速回転する頭脳。
政界の友人たちは道具であり(もちろんそれはお互い様)、娘をも犠牲にして生き残り、のし上がる様はあっぱれでした。
長女役にウー・クーシー。
とにかく奔放で、母親に反発しているのかな?と思っていたらビジネスにはとても協力的に見えたりと、情緒不安定だけど魅力的な女性。
次女役にヴィッキー・チェン。
今作では高校生?
姉を生理的に嫌悪し友達に嫉妬したりと思春期真っ只中。
意志の強い目、そして、血筋は争えなかった〜💦
政界がどうとか犯人は誰とかゆうよりも、この女3人の愛憎劇がみどころです。
この家族にはある秘密もあって…。
そして男性は皆、脇役。
この世は女性が動かしているんじゃないか…
女性達が怖くて美しくて嘘つきで…あんな迫力あるおばさんになりたいヮ〜😂
陶器で出来た義足も素敵でした。
衣装もアクセサリーも完璧でため息モノ。
この世はやっぱりお金なの?!
お金があって愛もあっての人生は最高だけど、現実はどちらかが欠けていたりと、上手くはいかないのです。
ところどころに現れる菩薩像は、身を守ってくれるものではなく災いの像だった気がしたのは気のせいかな。
ヤン・ヤーチェ監督は『GF*BF』が有名みたいですね!
早速ディスカスに登録してきました😊