もっと知られていい映画。
最後に救いがある!
映画というのはこうあって欲しい!
以下ネタバレ。
レバノン人のトニーが怒りっぽくて口が悪い、パレスチナ難民のヤーセルが無口でプライドが高いみたいな描写に、
どうしても視聴者はヤーセルに味方して見てしまうように作られてたとは思う
あとそれぞれの奥さんの描写がよかった
特にわたしが最高によかったと思ったのは
最後の最後、ヤーセルがトニーのガレージに直接会いにいって、殴らせて謝るところ。
あれがあって本当によかった。
あれで救われた。
個々の問題が民族の問題に拡大したけど、結局「個」なんだよなあ、と
中東での紛争とか内戦とか聞くと、死者の数とか宗教戦争とかで捉えてしまいがちだけど、それぞれに人生があって家族がいて信念があることを忘れちゃいけないよっていう映画と捉えた!
まだどきどきしてる!おもしろかった!