悪魔と天使の世界で
あちらが正しいとか
こちらが間違えてるとか
分からないんだ
こっちにも信じる正義があって、あっちにも信じる正義がある。片方しか見ていないと、どちらかが悪に見えてしまう。
自分が正義だと思った瞬間に、それは正義ではなくなる。
どちらが正義か分からなくなった時に、客観的に判断するのが裁判だと思うけどそこに政治やら宗教やらが絡んでくると余計にややこしくなる。
相手の話を聞いて、お互いのことをよく知るだけで解決する問題のはずなのに、何故そんなに意地を張って憎しみ合うのだろう。
過去に人種問題、国同士の問題、所属する集団としての対立があったとしても、個人としては分かり合えると思うんだけどなぁ。
当人同士は相手を傷つけることは望んでいなくても、勝つためには手段を選ばない弁護士が相手の傷を抉りあう。
それが本当の正義なのかって、裁判系の作品を見るといつも思う。
