若き天才、グザヴィエ・ドランの素顔に迫るドキュメンタリー。
本人はもちろん、彼の作品に出演した俳優たちや制作に携わった人々のインタビューで綴られています。
若さと才能がまぶしい!✨✨
早口でまくしたてるように映画について話すドランは、エネルギッシュで頭の回転が速い。
口だけではなく、行動力に長けているところが尋常じゃない。
彼の作品の中で早口で言い合うシーンが多いのは、ドランそのものを反映しているからだったんだと納得。
あのシーンはあの映画の影響なんだとか、撮影技法についてなど裏ネタも語ってくれていて興味深かった。
「タイタニック」を最鑑賞したくなる。
とにかく映画を作りたいという意欲に溢れ、映画のために生きているような人だった。
この先、もし彼に行き詰まる時が来たとしたら、そこをどう乗りきるかをみてみたい。ないかな?
ドキュメンタリーとはいえ52分と短すぎて物足りなかったけど、ますます彼の作品を観たくなった。