短文感想 65点
ヘロイン中毒者に焦点をあてたnetflix オリジナルドキュメンタリー。アメリカではヘロイン中毒者の件で消防隊などが駆けつけるのは日常茶飯事の模様。少し日本では考えられないような事態でありますが、社会不安の中からそういうのに手を伸ばす人が多いということが今作を経てわかります。非常にシビアで難しい問題であります。

• #tmy整理netflix独占
• #tmy整理ドキュメンタリー
• #100分以下

アカデミー賞にノミネートされた、ネトフリオリジナルのドキュメンタリー。

ウエストバージニア州ハンティントンが舞台。薬物依存更正に関わる女性3人に焦点を当ててます。

真実に切り込んではいるけど、理解できない部分があって少し残念。
裁判所に集まってた更正プログラム中の人と、判事のやりとりがまったく？？？だった。

女性はこの地域の消防署長、裁判所判事、伝道師。みな、妙齢の女性で50代以降ってとこかな。

ウエストバージニアに薬物依存者が多いのは、こういうことらしい。

肉体労働者が仕事中に怪我をする
↓
鎮痛剤を出され、依存気味に
↓
失業し鎮痛剤を処方されなくなると、ヘロインに走る

薬物過剰摂取で死亡する件数は、他の州の10倍だそうで、消防署はコールが鳴りやまない。

駆けつけるとまさに、瀕死。顔面紫色の人が横たわってる😩（顔はモザイクかけてるのに、顔色が分かるって言う😭）

伝道師は、売春婦たちに週に一度、食べ物を支給して話を聞いて、更正の道を一緒に探していました。

薬物やったのが先か、売春婦になってから薬物に手を出したのかはわからないけど、本人たちも、どうにかクスリと縁を切りたいと思っている。

売春婦が語ったヘロインの魅力のコメントがまた、強烈で……
「ヘロインの夢心地は、神への口づけにも劣らぬ素晴らしさ」だって🥺

無宗教だから全然ピンと来ないけど、だから止めるのが難しいってことは伝わりました。

過剰摂取で死亡する人は若者ばかりで、10歳からドラッグ漬けだったっていう、元ジャンキーもいて驚きしかない。
10歳でどこでクスリと出あうのだろう。
親か…🥺

売る人が悪いのか、買う人が悪いのか、社会が悪いのかかなり混乱したけど、彼らを救おうと人生をかけてる人がいるってことが知れたのは良かったかもしれません。

• #taominicoco
• #_ドキュメンタリー

アメリカの深刻な薬物中毒問題。
低所得者の多く住む田舎町に潜むドラッグ常用者たちを救おうと奮起する女性たちがいた。

たった9万人の街に約一億ドルが薬物中毒者への治療に費やしているという。

ブルーカラーの多い地域ゆえにケガに悩まされ病院の薬漬けからいつしか簡単に手に入るヘロインへと・・・
病院の薬よりもヘロインの方が簡単に手に入りやすいという環境がまず恐ろしい。

消防署長のジャン
薬物裁判所のパトリシア
そして娼婦や路上生活者たちに声かけをし続けるネシャ
3人がそれぞれの母親のような優しさと厳しさで熱意を注ぎ込む純粋な改革。

全てが結果とならなくても彼女たちの存在によって救われた命はたくさんあったに違いない。

薬物やるなんてダメ人間だ、ほっとけよ
ではなく、なぜそんな風になったのか？
そこを見つめて根本を消し去ることができなければ薬物中毒者の社会を根絶することは難しいんだろう。