エンディングがとても秀逸でした✨
父親も母親も亡くし、母親の妹の家に引き取られたフリダ。
叔母も叔父も、二人の子供のアナに対するのと同じように分け隔てなく、フリダにも優しく愛情を注いでくれるのどけれど、それでフリダの寂しさが埋まる訳ではないのはどうにも致し方がないことで、誰も悪くないのがまた哀しい。
馴染もう馴染もうと頑張るフリダの努力も、段々と寂しさや哀しさに負けてきて、少しずつ、けれど確実に、ちょっと意地悪な子になっていく様がいたたまれなかった。。
どんなに優しくされても愛情を注いでもらっても、本当のパパやママはもういない。
そんな寂しさをずっと独りで抱えてきたフリダが、やっとやっと、叔母ファミリーの前で感情を露わにしてワンワン大泣きするシーン😭
今までず〜っと、泣いちゃいけない、泣いちゃいけないって我慢して抑え込んできた感情を、初めて解放できたんだよね😌
あの一瞬で、フリダの寂しく凍りきっていた心が、温かく溶け始めたんだろうと思います。
あんなに子供が大泣きしているのに、
「うんうん。いいんだよ。それでいいんだよ。もっともっと、いつでも泣いていいんだよ。」
と何故か安心してしまう、
至極の名シーン😌✨