ねつき

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのねつきのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「僕はアイアンマンじゃない」

↑本当にそのとーりって感じです。スパーダーマンはスパイダーマンらしく。アイアンマンは師匠だけどアイアンマンにならなくっていい。だってこんなに君のこと愛しているもの。

実はエンドゲーム後「早く次!次!」となったので勢いそのままこちらを鑑賞しましたが、最新作スパーダーマンを楽しむには過去作を全て観なければいけないということで、まだ観てないていでスパイダーマンの旅を終えてきたのでした。
この作品単体で十分興奮要素多いはずだし、初めて観た時は指パッチン後のシステムをあっさりスマートに解説する感じとか、「ミステリオがピーターの師匠になるのなんか嫌や」と思いながらサングラス渡すとこ見てたらまんまと私も騙されてるし、ラストの展開なんて「どうなっちゃうのおぉぉぉ」とギャグ漫画ばりに叫んでいた気がするが、それももう遠い記憶。今私はノーウェイホームへの架け橋としてしかこの作品を捉えられておらず悲しい。無印スパもアメスパもう〜んと思いながらなんとか見終えて、やっとトムホランドー!と思ったが、もう私の中のスパは彼でしかないので、トムホがスパやってんのが当たり前すぎて逆にあんま感動しなかった(謎現象)。
最後、スパイダーセンス(ムズムズ)で戦うのかっこいいなぁ〜と思いつつ、そういえばアメイジングのピーターは常にムズムズしていたので、そう考えたらMCUはかなりお気楽だし技くらいすぎだということに気づいてしまった。MCUピーターちゃんアメスパ2の敵とか絶対倒せなくない?まあ別にいいんだけど。

あとキスシーン最高です。スパイダーマンといえば映画史に残るあのドエロ逆さまキスですが、同じタイトルがつけられてるとは思えないくらい甘酸っぱくて爽やかなキス。そうですよねあれを超えるにはこっちでくるしかないですよね、となんか勝手にあっぱれという気分にさせられた。

役者好きになりすぎちゃうと内容入ってこなくなってレビューも「トムホが好き」っていうことしか浮かばなくなって最悪なのでちょっとこのスイッチ一回切ります。はい深呼吸して。スーハースーハー。さ、ノーウェイホームだ。
ねつき

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