LEO

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのLEOのレビュー・感想・評価

3.9
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に直結した、MCU版スパイダーマンの2作目。

エンドゲームの壮大な物語に比べちゃうと“さっぱり味”って感じは否めないが、本作はかえってそれが良かったかも知れない。
青春物×HERO物のバランスもとてもいい!
事が起きたら変身して戦うために居なくなる“お約束”を、好きだからずっと見てたから正体分かっちゃったとか、う~んなんか甘酸っぺぇなぁもう‼
まぁ確かにリズからMJへの切り替え早ぇえなあとも思ってしまったが、それもまた青春だよね♪

今回の敵が“ただの人間”ってのも新しい。
その武器がバーチャルと世論って…!

闘っても探っても逃げても破れない幻覚の壁でのバトルなんて、ただでさえ厄介な相手なのに高校生にとっては強敵すぎる強敵じゃん!!

そしてそれを一つ一つ乗り越えることで、ピュアなヒーローが次第に逞しくなっていくのもなんかいいなぁ。

でもさ、スターク・インダストリーズって過去に国防総省やホワイトハウス並に強力なセキュリティネットワークであっても侵入できちゃってたよね?
だったらハッキングして簡単にミステリオの攻撃を止める事できたんじゃないの?
イーディスを騙し取ってミステリオがあんなに大喜びしてたんだから、スターク・インダストリーズ以上の力があるようには思えないんだけど。

なんて野暮な事も考えてしまうが、この作品好きです、ワシ♪
LEO

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