ネタバレなしで書きます。
予告編から少し心配していたのは、スパイダーマンらしさが無くなってしまうことでした。
具体的には、ティーンエイジャーらしい学園生活から延長線上にあるヒーロー活動。そこにある同級生とのコミカルなやりとりや、好きな女の子の話、パーティーに行けるかどうかとか、ヒーローだとバレると困る相手がおばさんだったり。
すごくミニマムな日常の話が少しずつ壮大な世界に繋がってるバランス感覚がスパイダーマンらしさ、だと思っていました。
インフィニティウォー、エンドゲームと戦いの規模が大きくなり続け、指パッチンで大きな変化があった後の世界で、このバランスが失われていないかを心配していました。しかし、相変わらずのメンバーと相変わらずのお悩みを抱えたピーターがいい感じに世界の脅威に立ち向かうお話だったので安心しました。
それだけでなく、映像的に面白い表現が沢山あり、映画館で観るのに相応しい作品だと思います。
やっぱり糸を使ったアクションは発明で、そこの気持ちよさも健在でした。
続きが気になる終わり方も健在、やるなmarvel!