ふっくー

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのふっくーのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズ エンドゲームの壮絶な大戦のあとに、MCUフェイズ3を締めくくるのはスパイダーマンです!!

エンドゲームを見た人だけが楽しめる前提の展開なので、エンドゲームを見てない人は色んな意味で今作は絶対に見ちゃいけないですよ!!笑笑。

まず今作で最大の賞賛を送りたいのは予告編です。あの予告編凄くうまく作られているのに、本編の詳しいネタバレ要素、ましてや、ストーリーの核の部分を見せていないのに、いい感じに出来上がってますよね??!
この予告編に本編を見た人は、全員が騙されたはず!!!
「ターミネーター・ジェネシス」の予告編みたいにほぼ目玉のアクションを全出しして、全く面白みがなくなってしまった予告編とは大違いです笑笑。

話の本筋はピーターパーカーが大好きなMJに告白したくて色々考える青春物語なのですが、そこから、「ヒーローになるということは多少の犠牲、普通の生活はできなくなる」とゆうまさにサム・ライミ版スパイダーマンで取り上げられていたテーマが上手いスパイスとなっています。
エレメンタルズとゆう天候を利用した脅威、それを阻止しようと奮闘する(謎の男)ミステリオの登場によって物語は一気に流れが変わっていきます。

原作のミステリオを知っていたので、「裏切るんだろうな」と思っていたら、、、案の定そうなりましたね笑笑。能力を手に入れたあとのミステリオのクズさは尋常じゃないです笑笑。
今の時代に合わせたかのような、最新鋭の幻影であそこまで、やるなんて笑笑。

ただ「アイアンマン」で怒鳴られてた研究者や、トニーが「ゲロ」と馬鹿にした最新幻影技術にミステリオことベックが関わっていたとゆう過去作のリンクはとても巧妙でテンション上がっちゃいました。
スパイダーマンの続編でもあり、アイアンマンシリーズのほんの延長戦といった立ち位置ですかね。
MJもいい感じで、親友の太っちょも素晴らしかったけど、個人的にツボだったのはアホ動画を撮り続けてたパッチン組の彼。笑


世界はトニーことアイアンマンがいなくなってしまったことをとても悲しんでいて、如何に偉大な存在だったか、今作をみてひしひしと伝わってきました。
サノスに消された人たちを指パッチンをなぞってパッチン組と言っていたり、ピーターパーカーがまるでトニーのようにスーツをアップグレードしていたり、ハッピーが鎧の盾を相手に向かって投げてコロコロ転がった後に「やっぱキャップは凄い」と言ったり、クライマックスに左手に看板、右手に斧の形に似た爆弾を持って立ち向かうスパイダーキャップがみれたり、過去作のキャラクターの愛のあるオマージュが見ていて微笑ましかった。

なによりエンドロール途中の恒例オマケ映像では、個人的に1番のサービスシーンだった。
サム・ライミ版で最高の当たり役を見事にこなしていたあの俳優が、まさかまさかの同じ役所で再登場なんて泣。
この展開と飛び回りながらスマホの自撮りをするスパイダーマンはまさにPS4のゲーム版「MARVEL スパイダーマン」でも同じことしてましたね。そのうち、スコーピオン、Mr.ネガティヴとか出てきてくれますかね。笑笑

本当のエンドロール後の最大のサプライズ映像ですが、「キャプテン・マーベル」見た人なら笑っちゃうと思います。
本編中にミステリオが「ニック・フューリーは誰よりも人を疑い深く見る人物なんだ」的なことを言っているシーン。ちょっと心の片隅では「ん?もしかして?」と思ったけど、サプライズ映像で、本当にそうなったので、思わず笑ってしまいました。。


これはエンドゲームと同じくらいネタバレ厳禁な映画なので、絶対に公言しちゃダメですよー!
ふっくー

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