Aya

ジュリアンのAyaのレビュー・感想・評価

ジュリアン(2017年製作の映画)
2.8
#twcn

なんか・・・ジャケットとか見てたら、このジュリアンて少年が邪悪な力を持ってて・・・とかそんなの期待してたから、崩壊した家族にすがりつこうとするクソ親父もの、というのが予想外で、見たいものと違った。

いつ面白くなるんだろう、いつ面白くなるんだろう、と思ったタイミングがずっと来なかった。

母親と義父の離婚調停で真剣について語られる。
その際の11歳の中学生、ジュリアンの証言。
「18歳の姉に対しても義父からの暴力があり、強風を抱いている。会いたくない。母が離婚してよかった」
母親側の弁護側は養育費月110€、共同財産の5000€。

対して父親側は「子供に会いたい。共同親権を求める。暴力はない」
とのこと。
弁護士が主張するのは良き父でなかったからといって悪い父であったとは言えない。母親が父親との絆の形成機会を奪った。ジュリアンのためにも面会を要求する。

とにかく細かく念密で、早口で語られる離婚調停についていくのがやっとだよw

ジュリアンは結果、日曜日は父親と過ごすことに。
確かにおとんはなんか圧力ある感じの人でうーん?て思うけど、ジジババはとっても優しい。
しかも、やはり圧力系ダメ親父をしかるジジババ、それをきっかけにキレた親父がジュリアンを連れて、ジジババの家を飛び出した!!結局、子供が地獄を見るという・・・拉致じゃん・・・。

姉は姉で遠距離れない中の彼氏とラブラブ。別れる列車の見送りのなっがいキスはお前はこれから戦争に行くのか?と思うほどw
そんな姉にも予期せぬ事態が訪れる。

親は「愛」という言葉を盾に子どもの権利をたやすく侵害し、それが子供のため、とでもいうかのように振る舞う。

結局、このクソ親父が元嫁に難癖をつけたり、子供を脅したりして、恨み節を言いつつ、それがエスカレートして決定的な出来事が起きてしまう話。

浴槽に隠れる、ってどういう意味があるんですかね?

英題は「CUSTODY(親権)」。
日本の売り方間違ってると思う。


日本語字幕:小路 真由子
Aya

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