むっく

ダンシング・ベートーヴェンのむっくのレビュー・感想・評価

3.6
第九が好きで、題名に惹かれて鑑賞。

生の喜び、歓喜の歌ともなっているように第九を、目で見る音楽として、バレエを組み込んでいた。
作曲者が、この音をどのような理由で付け加えたか、どうしてこのメロディなのか、などの疑問は、亡くなっているから問うことは出来ないため自分たちの解釈と表現でしか行う事ができない。しかし、本作品は音楽のもつ力と、作曲者の願いを十分に取り組んだバレエ表現だったのではと思う。

喜びを表現しなさい、と言われて表情では作ることは出来やすいが全身を使っての表現は
中々難しい。ステップや、手先、動き、、。

また、バレエは個人的に汗水垂らして踊る印象は少ないが、舞台裏の過酷さは凄いものだと知る事もできた。さまざまな思いと、積み重ねがあっての本舞台映像。生で見たら凄いんだろうな、、。

自分も表現者として、色々と勉強する事ができた。
むっく

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