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アレッポ 最後の男たちの猫のレビュー・感想・評価

アレッポ 最後の男たち(2017年製作の映画)
3.6
シリアのドキュメンタリーはこれで三本目。

『それでも僕は帰る~』では国が自国を破壊するという事が信じられなかった。
それが数年前、なのに
未だにそれが続いているという凄惨さ。
ただこの作品からは、少し演出を感じた。
でも
忘れそうだった現実を、また目の当たりにさせてくれた。
他国の事だから、知らずに済ます事もできるし
無視することだってできる、と思う。
それでも世界を知りたくて
観なくてはいけないと思って 
鑑賞した。
普通に暮らせている地域との「差」は何なのか?
助ける行為より「死体袋」を使う事の方が多い、辛い現実。
アサド政権は何をしたいの?!
私たちに何か出来るのだろうか……?
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