ゴン吉

ファイヤーライン 決別の東ティモールのゴン吉のレビュー・感想・評価

4.7
たった十数年前の出来事😱
国民の1/3が殺された衝撃の事実💀💀💀
ぜひ多くの人に観て貰いたい作品です😭😭😭
2006年の古い作品ですが、フィルマークさんで初レビュー💢

東ティモールのインドネシアからの独立を、史実をもとに描いた作品。

1999年 
インドネシアと国連が東ティモールの住民投票に合意し、国連の介入で独立に関する投票が実施された。
当時、住民が殺されるのは日常茶飯事。
村人は大学に通うと知識人という理由で殺される。
国連職員は、住民に対して国連への協力者を守ると約束する。
「願いはたった一つだ 正しいと思うことをしたいんだ 後悔したくない」と国連職員は理想を訴えるが、治安が悪化すると住民を見捨てて退却。
そして残された現地の国連協力者の多くが殺された。
2002年5月20日、住民投票により東ティモールは正式に独立国となった。
しかし報復の大量虐殺が始まる。
住民の願いである独立は果たされたが、25年間のインドネシアによる統治下で国民の3分の1が殺された。
たった十数年前のことである。

世界の片隅で、このような惨事が繰り返されている。
人間ドラマもしっかりと描かれた秀作です。
一人でも多くの人に観て貰いたい作品です。
ゴン吉

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