「平和を望むなら(シ・ヴィス・パケム)
戦いに備えよ(パラベラム)」
パラベラム (Parabellum)
ラテン語の語句。「戦争の準備」を意味する。
ドイツ武器弾薬製造社(DWM社)が開発した拳銃の名前でも有名。
アメリカや日本ではルガー拳銃と呼ばれる。
ナチスがルガーP08を使用していた。
3作目になっても、これでもかとありとあらゆるスタント。
さすがスタントマン出身、チャド・スタエルスキ監督。
今作も続投。
もちろん、ジョンは左手首内側に向けて腕時計をはめる。
橈骨動脈(とうこつどうみゃく)を守るため。
シリーズ通して、個人的に好きなのが、コンチネンタル・ホテル・ニューヨークのコンシェルジュ、シャロン。
今作では、彼の別の顔、”勇姿”を見ることができる。
シャロン演じるランス・レディックが、つい先日、2023年3月17日に亡くなった。
60歳だった。
次作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』、そして今作中で描かれた暗殺者の“バレリーナ”を主人公に描くスピンオフ『バレリーナ』(現在制作中)にも、シャロンとして出演している。
個人的には、彼の死後に”現役”の彼が見れるのは、幸せとしか言いようがない。
まずは、彼の冥福を祈りたい。
そして感謝したい。
彼が映画の中で、生き続けることに。