きゃら

ジョン・ウィック:パラベラムのきゃらのレビュー・感想・評価

3.8
1や2作目とは趣向が変わったなと感じたので、少し残念でした。

1や2はスタイリッシュな世界観で、シンプルなストーリーにアクション(殺し方)もシンプル、そこにキアヌ・リーブスがピッタリでそこが好きです。
でも、今作はスタイリッシュさはあまりなく、殺し方もしつこく感じました。
アクションシーンはバリエーションに富んでいて色々と見せてくれるので、それは良かったとは思うけど、これなら他のマッチョというかアクション俳優さんが演じる映画と変わらないと思ってしまいました。

美しくて上手かったけどクールな裁定人の女性とか小柄で俊敏でしぶといアジア人などは、ステレオタイプでやや興醒め。

ペットボトルの水のシーンは気分良くなかった。
砂漠➕キアヌ様の画にペットボトルは似合わなかったし。
ジョンが飲むシーンが無かったのが救いでした。

ジョンと関わっただけで、粛清される人々も可哀想。やり過ぎです。

と、このシリーズが好きな故に、細かい不満がタラタラです笑

ワンちゃんの活躍シーンは良かった!見ものでした。
ジョンが馬に乗って走るシーンも良くて、馬も美しかったです。
ワンちゃんと馬さんの演技力に拍手です。

ホテルのコンシェルジュもシレッと強くてカッコ良かったー!
この俳優さんハマり役でした。
(亡くなられたのが悲しい…。)

ジョンが生きていたいのは、妻の事を考えたいから…って、普通は死んだら妻のところに行けると考えると思うけど、ジョンは殺し屋だから天国には行けないかとか考えてるのかな。
どちらにしても、なんか不器用でカワイイ♡

若くはないのに、このアクションをこなすキアヌ様、やっぱり素敵です。
今回はアップのシーンが少なかったので、大っきいワンちゃんみたいな優しい目をあまり見られなかったのが残念…。

なんだかんだ言っても、キアヌ様の魅力で観られた映画だったよー♡
きゃら

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