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ジョン・ウィック:パラベラムのspitfireのレビュー・感想・評価

4.3
キアヌ主演のアクションシリーズ三作目。とうとう組織から追われる身となったジョン・ウィック。因果がもつれた結果なんだかんだで「ナメた奴はとりあえず殺そ」になってしまい、いよいよストーリーも放棄気味。思いつく限りの面白シチュエーションでアクションやり続ける映画になってきました。やりたい放題極まれりで非常に楽しいです。
ナイフ投げ放題いいなー。馬がノーダメージだとトロフィーもらえるんだろうなー。アシストのワンちゃんも強くて頼もしいんだけど、金的を確実に狙ってくるのが怖すぎ。敵に回したくない〜。コンシェルジュ軍団もワンちゃんを見習え!そうそう、ゲーム感覚なの間違いないですよねこの映画。「敵のDefが上がったので武器も強くしといてください」って言われるし。

そして遂に迫りくるクールジャパン要素。にんじゃりばんばん流しながら登場する殺人スシ屋に、ガラス張りの間に何故か置いてある鎧。ケジメしてるのを見てると暗殺結社も要はヤクザなんだなーという気分になります。どうにもニンジャスレイヤーの影がチラつきますわね。一作目から亡き妻の写真を見やるシーンが多いあたりで、そんな気はしていたんですが……

言いたい放題に書きましたが、全ては突き抜けたビジュアルと優れたスタント設計あってのことです。可及的速やかにコンセクエンスを観に行かねば。
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