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ジョン・ウィック:パラベラムのtoriten45のレビュー・感想・評価

3.5
伝説の殺し屋が足を洗ってもなお裏社会からは抜けられない。『ボーン』シリーズ('02〜'16)、『キル・ビル』シリーズ('03〜'04)みたいな抜け忍タイプのアクションものは好きです。

本シリーズは見慣れた光景な表の世界と、妙にレトロな裏の世界が絶妙に融合されているところが魅力かな。今回は裏の世界がより濃いめ。

この独特な世界観をステージに追っ手とのバトルがノンストップで繰り広げられます。「24時間戦えますか」を地でいくジョン・ウィックは本作でも戦いっぱなしだけど、どのステージもこだわりが感じられて素敵だから飽きない。武器も戦い方も凝っていて前作のガンフー(カンフー×銃)に加えてナイフー(×刃物)、ホースー(×馬)、イーヌー(×犬)、バイクー(×バイク)とバリエーションが豊富になっていて意外に胃もたれ起きませんでした。

ハル・ベリーの犬二匹を従えたステージがチームワーク最強で一番見応えあったかな。
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