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ジョン・ウィック:パラベラムのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
▪️Title :「ジョン・ウィック パラベラム」
Original Title :「John Wick: Chapter 3 - Parabellum」
▪️Release Date:2019/10/04
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-251
▪️My Review
すごいアクション・シークエンスの連続ですね!!何人やっつけたんでしょう!、
監督は引き続きスタントマン出身のチャド・スタエルスキ。キアヌとは『マトリックス』以来の盟友となるスタエルスキ監督は、前二作でも古今東西の戦闘術をミックスした驚愕のアクションを連発していましまが、本作ではさらにパワーアップを果たしています。
数々の伝説で裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋、ジョン・ウィックの鮮烈な復讐を、キアヌ・リーブスのキレ味鋭いアクションと、独自の世界観で描き一躍大ヒットシリーズとなった『ジョン・ウィック』。ジョン・ウィック追放という衝撃のラストで終わった前作『ジョン・ウィック:チャプター2』から2年、過剰なまでの超絶アクションも、新たなキャラクターが加わった豪華キャストも進化を遂げて帰ってきましたね。
これまで一貫して、孤高の殺し屋の壮絶なる復讐を描いてきたシリーズから一転、ジョン・ウィックが反逆の逃亡者となる本作では、その独特の世界が大幅にスケールを広げています。まさにシリーズのクライマックスといえる熱い展開ですね。
第1作からのことの発端は愛犬を殺されたこと。それがこんなことになっていくとは。。(笑)
恐ろしいことに、作中時間は、第1作(2014年公開)から数えてまだ2週間くらいしか経っていません。なので、ウィックは既にボロボロです。2021年には第4作の公開が予定されており、まだまだ続編は製作されそうなんですが、物語は今後もスケールアップしていくんでしょうね。
さらに、本作は色のコントラストを用いた美しい映像も特徴的。オープニングからの青のコントラスト、そしてエンディング向かっての赤のコントラスト。本作は、「青」という色を巧く使いこなし、赤を際立たせることで登場人物の置かれている状況や心情を巧く表現したと思います。
まあ、一気に観てしまえるそんなシリーズですね。

▪️Overview
キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込みヒットした「ジョン・ウィック」シリーズの第3弾。前作で怒りのあまりに、一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟である「ホテル内で殺しはおこなってはいけない」を破ってしまったジョン。聖域から追放された彼を待っていたのは、組織による粛清の包囲網だった。刺客たちがさまざまな殺しのスキルを駆使し、賞金首となったジョンに襲いかかる。傷だらけとなったジョンは、かつて「血の契約」を交わしたソフィアに協力を求め、カサブランカへと飛ぶが……。監督は前2作から続投のチャド・スタエルスキが担当。イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンら前作からのキャストに加え、オスカー女優のハル・ベリーが謎の女ソフィア役で出演。
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