このメンツでこの作品はむしろ凄い！な作品ww
主演の北原里英は置いといて、監督は白石和彌、脚本は高橋泉、主役を盛り立てる助演俳優がピエール瀧とリリーフランキー。
おー！これはあの「凶悪」のメンバーじゃないですか！
否が応でも期待しちゃいますよね。
さて、内容は…。
中学校の教師藤井は姿を見せないストーカーの存在に悩まされていた。
24歳の誕生日を迎えたその日に遂にストーカーは藤井の前に現れたのだが、張り込んでいた警察にあっさり捕まってしまい、一件落着となるのだが…。
自身のアパートの部屋に入ろうと思うとそこにはろうそくに火のついたバースデーケーキが！
なんと藤井は、彼女をかつて「犯罪史上最も可愛い殺人犯」とネット社会を騒がせた32（サニー）と思い込む二人の男に拉致されてしまうのだった。
一部のネトオタの間では神と崇められている32（サニー）の元には彼女を慕う大人たちが集まってくるのだが…。
果たして彼女の運命は⁉︎
てな、内容なんですが、先述した通りこれだけのメンツを集めたらつまらない映画になるわけないでしょ！の大きな期待をしっかりと裏切ってくれる凄い映画です。
結構暗いトーンから始まる感じは、早速白石節炸裂か⁉︎とワクワクさせてくれるが、いつまで経っても発射されたロケットは宇宙に行かずにずっと低空で飛び続けている、そんなイメージです。
途中からは、本当に白石和彌が監督なのか疑って観ていました。
特に、人が死ぬたびに現れる「○田△夫 享年◎歳死亡」とかのシーン、これはきっと何かの伏線で、最後の最後にこれがどうにかなっちゃうかな？なんて、その都度記憶に残しながら観てましたが、何にも繋がりません‼︎‼︎（ごめんなさい、完全なネタバレですね🙇♀️）
もう、画角や明るさなども大学のサークルでも作れるレベルの見せ方だし、演技指導においても誰がこの程度でOK出しちゃうの？な感じだし、あの名バイプレイヤーの両名も尻すぼみ的にグダグダになってきちゃうし…。
もう、全てが「嫌い」レベルです。
どうやったらこんなクソ映画になれるんだろうと疑問に思い、自分なりの答えを見つけてみましたww
私の答えは「スーパーバイザーとして秋元康が参加している」です（あくまでも私調べですww）
本当は2.0もあげたくないのですが、お気に入りの白石和彌監督作品ですので、甘めに付けてこの点数にしましたww
いつものフレーズのオススメについては、あの「凶悪」を観て、メンタルがダウナーになった人にのみオススメですww
