じゃっく

ミクロの決死圏のじゃっくのレビュー・感想・評価

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)
3.3
スティーヴンボイド主演、SFファンタジー作品。

物質をミクロ化させる事に成功した近未来。
まだ1時間しかミクロ化出来ない、この技術を進化させる術を開発した東側の科学者。
彼を亡命させたが敵の襲撃を受け脳内出血を起こしてしまう。
今の技術を集め科学者の体内に入り脳の内部から治療を試みる。
果たして1時間以内に治療を終える事が出来るのか…

製作が1966年、50年前の映画だが医学に基づいた映像やらが見応えある。
クロマキーも雑で役者の一部が欠けたり時代の限界を感じるが、それでも何故か面白い。

確かに技術的にはリメイクした方が見栄えが良いものが出来るだろうが、50年前の人体に対する未知やSF、映画といった当時のワクワクが同時に詰まっている。
この作品ももれなくリメイクせずに思い出と一緒に残してもらいたい。
じゃっく

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