きき

ダイ・ハード3のききのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)
3.0
大人気シリーズの3作目。
本作でブルース・ウィリス演じるツイてない主人公ジョン・マクレーンの、これまたツイてないバディになるのはサミュエル・L・ジャクソン。
監督は前作に引き続きジョン・マクティアナン。

妻のホリーとは破局したジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は酒に溺れ、休職中だった。
そんなある日、ニューヨークで起こった爆弾テロの犯人がマクレーンを指名してくる。
そして彼は黒人のハーレムの真ん中に、黒人差別の看板を持って立たされ、それに怒ったギャングたちにやられそうになるも、ゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)という男が助けに入る。
それを良く思わなかった犯人は、マクレーンとゼウスに一緒に行動するよう伝え、そこから難題の指示を出し始める。

というお話。

人気シリーズも三作目となると、質が下がったり、やっつけな感じも出てくるもの。
でも、本作は三作目でも面白かった!

それはきっと、"どこにでも出てくる"サミュエル・L・ジャクソンがバディだから…!!

だからか、今回はバディものでエンタメ色が強まってると思う。
前作まではあくまでマクレーンが動く時に協力してくれる程度のバディであったけど、今回はセットの扱い。
それは既に知名度のあるサミュエル・L・ジャクソンを起用したからってのもあるのかな。

回を増す毎に、いやいやいやいや、と苦笑するシーンも増えるものの、エンタメに徹していると思えばなかなか良き◎
映画はどちらかだよね、本当にリアリティを追求するか、エンタメという娯楽を追求するか。
その点、本作は完全に後者で、ツッコミどころはあるものの、観客を楽しませることには成功してると思う◡̈*

マザファッカおじさんはここでもマザファッカおじさんだし、相変わらずジョン・マクレーンはいい意味でアホ面なので気が抜けて好き♡

そして今回の悪役はジェレミー・アイアンズ!
前作のように、ナカトミプラザ、空港と缶詰状態になるシチュエーションではないけど、その分悪役が頭を使って仕掛けてくる感じにしたのかな。
一作目のアランには勝てないけど、それなりに印象的ではあったかな。

記録 : 2020年221本目。
きき

きき