240421
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2024-035
まず、あまりお料理が出てこなくてがっかり。
韓国映画は認知症をはじめ自閉症、障害者など弱者の描き方が上手く(ただし弱者に対し韓国の社会が寛容かというのは別ですけど)、心をえぐるような、泣かせるような演出が秀逸です。
ですが、本作品はいまひとつ。
認知症への伏線も「お涙頂戴」の演出寄りになっているのは否めませんし、息子の性格にも感情移入できません。
登場人物の整形顔も気になって、なかなかストーリーに集中できませんでした。
それでも、料理上手だった母も亡くなる前にレシピをド忘れしたり、認知症の前兆はあったなぁ…など、思い起こされました。
人によっては心に引っ掛かる箇所がどこかあるのではないでしょうか。